感染拡大の抑制に最も効果があったのは、休校。

 *** 英イースト・アングリア大学の研究チームは、欧州30カ国を対象に、ソーシャル・ディスタンシングに基づく施策が新型コロナウイルス感染症の感染者数や死亡者数の減少にもたらす効果について分析し、で公開した。

これによると、休校や大規模集会の禁止、一部のサービス業の営業停止は、感染拡大の抑制に効果があった一方、外出禁止や、生活必需品を扱う店舗以外の営業停止は、感染者数や死亡者数の抑制に顕著な効果が認められなかった。また、現時点において、公共の場所でのマスク着用の義務化にも特段の効果は確認されていない。(こちら) ***

感染拡大の抑制と最も高い相関が認められたのは休校Cだった
大規模集会の禁止Aは、休校に次いで、感染拡大の抑制に高い効果が認められた。
人々が集まるレストランやバー、レジャー施設、イベント会場の閉鎖Bも感染拡大の抑制に寄与した。その一方で、「これら以外の業種における営業停止Dは、感染拡大の抑制にほとんど影響がなかったとみられる」と考察している。
また、外出禁止Eは、新型コロナウイルス感染症の発生率の減少との相関がなく、むしろ、外出禁止の日数が増えるほど、感染者数は増加した。


分析結果

この計算結果がどれくらい正しいかは、まだわからないが、制限緩和の一つの指標になりそうな気がする。
休校Cが、一番高い効果があったのは、意外だった。 子供たちの感染事例は少ないからね。
ただ、子供たちは学校で発症せずに感染して、それを家で親に感染させることが多いのかも知れない。
子供たちは発症しないから、PCR検査も受けず、隠れ陽性者になっているのかも。
安倍首相が真っ先に休校したのは、正解だったのかなあ。
(忘れられているが、緊急事態宣言の1か月以上前の2/27に休校を要請しているからね)
学校は早い段階で開校したらいいと思っていたけど、難しい所だね。
これら以外の業種における営業停止Dは、感染拡大の抑制にほとんど影響がなかったとみられる。
少し効果は出ている。 そのことが正しい計算結果と思わせる。
これら以外の業種は、営業再開しても、さほど問題ないだろう。
外出自粛Eが、逆効果になっているのは、謎だね。 欧州では、外出自粛すると、何か感染しやすい別の事をしてしまう習慣があるのかな? わからないが。
さらに意外だったのは、マスクの着用F。 2週間ぐらいは、効果があったのに、以降は逆効果になっている。 もしかしたら、同じマスクをずっと使っているのかも知れない。 それなら、逆効果になるな。 10日以上同じマスクを使うのは、禁物ということかもしれない。

それにしても、面白い計算結果。
これからの制限緩和の参考になるんじゃないかな。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
「関連コンテンツとスポンサーリンク」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする