天王山に登って、秀吉・光秀を偲ぶ。

 天王山に登ってきた。
ここんとこ寒い日が多かったけど、この日は嘘のように暖かかった。
出発地点は、JR山崎駅近くの宝積寺。
明智光秀は、本能寺の変で謀反を起こし、織田信長は自害する。
豊臣秀吉は、その知らせを聞き、中国大返しで京都に舞い戻り、この天王山の地で、明智光秀と相対する。
豊臣秀吉は、この宝積寺に本陣を置いたそうだ。
天王山 008・宝積寺 (640x480)
宝積寺の本堂。
宝積寺は、奈良時代に行基が建立したと言われる、由緒ある寺。
この本堂は、一度消失して鎌倉時代に再建されたらしい。
秀吉が座ったと言われる石がある。
天王山 007 (480x640)
これは、重文の三重塔。
なかなか美しい。
秀吉が、戦後建立したらしい。
登山道を登っていくと、展望台がある。
天王山 022・大山崎JC (640x480)
展望台から見下ろした戦場。
横方向に走る高速道路のあたりを境に、上側に明智軍、下側に秀吉軍が相対した。
流れているのは、桂川。
天王山 021 (640x480)
これが、その解説板。
最初戦いは拮抗していたが、桂川沿いに池田恒興が北上、側面からの攻撃に成功、一気に戦況は、秀吉側に傾く。

 光秀は、この桂川と天王山に挟まれた狭い地で、秀吉を迎え、狭い地で縦に伸びた秀吉軍を叩く腹積りだったようだ。
空振りに終わったのだが。
単に話を聞くだけでなく、こうやって実際に生で地形を見ると、感慨も深くなる。
この日は、天王山で、秀吉・光秀を偲ぶ日となった。

天王山 014・桂川が淀川へ合流 (640x480)
悠々と流れる淀川(木津川と宇治川が合流した川に桂川が合流している所)。

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