上海証券市場が衝撃の結末。

 何回か中国バブル崩壊の話を書いてきた。
ギリシャ危機が注目されてるけど、こちらの方がスケールがでかいからね。
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6か月の上海総合指数の推移。
もう少しで、バブル上昇前の3,000元だ。

 昨日、中国大手証券会社が1200億元(193億ドル相当)の資金を株式投資に投入して、市場下支え策を打ち出した、という記事を書いた。
政府ではなく、中国の企業である大手証券会社が株を買うというので驚いたのだが、さらに上をいく話がでてきた。

 中国の証券時報によると、中国市場に上場する200社以上の企業が7日、株式の売買を停止する方針を示した。
過去1週間に上海・深セン取引所に上場する2808社の23%に相当する約651社(訂正)が株式の売買を停止したとしている(こちら)。

速報だと、さらに売買停止は約1000社となり、全上場企業の3分の1に達したそうだ。 

 これには、びっくり。
凄い結末。
株価が下がるのが嫌だから、株式の売買を停止すると、企業が言って、認められたのだ。
しかも上場企業2808社の内、3分の1もの会社が。
どういう結末が待っているかと思えば、思いがけない落ちだ。
売りたい人達が株を売れず、下手したら紙くずになってしまう。

 全社が売買停止をしたわけではないので、まだまだ中国株価劇場は続くのだろうな。

 ただ、これは、他山の石だね。
注意しとかないと。

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