大阪停電、一時のローソク生活。

 9/4の台風21号は凄まじかった。
午後2時頃から暴風雨となり、一時停電したがすぐ復帰した。
強風が続き、家が地震並みに揺れた。
こんなのは、初めてだ。
周囲で屋根瓦が落ちまくっていた。
そして、また停電。 今度は復帰することはなかった。 電線でも切れたんだろうなあ。
すだれは外さずに、しかし飛ばないようにしていたのだが、結局飛ばされてしまった。 今までの台風では飛ばされなかったのになあ。
屋根に引っ掛かっていたり、道端に飛ばされていたのを後で回収することは出来たんだが。

午後4時ごろには大分風が収まっていた。
しかし、停電は復旧せず。 しょうがない。
クーラーや扇風機を使えないのが、厳しそうだったが、窓を開ければ風が吹き込んでくれたので、それほど暑くもなかった。
明日も復旧しなかったら大変だろうなと思いやられたが。
暗くなってきたので、ローソクを灯す。
幸いなことに、水とガスは大丈夫だったので、そこまで大変ではない。
ウオシュレットのトイレなので、流せるか心配だったが、スイッチでは流せなかったが、レバーでは流せたので、セーフ。
使えなかったら、コンビニにとか外に行くことを覚悟したんだが。
夜は、面倒なのでラーメンで済ませる。
それから後が暇だったなあ。
ネットが見れないので、やることがない。
本を読もうにもローソクの光ではなあ。 それでもローソクの光で少し読んでは見たのだが。
時間を持て余したので、ローソクの炎を見ていた。
案外、美しい。
じっと見ていると、ローソクを描いた絵を思い出した。

高野野十郎という画家が描がいたローソクの絵。
不遇の画家だけど、一時期こういうローソクの絵ばかりを描いていた。
じっと見ていると、精神的で神秘的な感じがしてくるから不思議だ。

何とか眠ろうとするのだが、眠れない。
外を見ると、向こうの方の家々には明かりが点いている。 この差は何なのかな?
しかし、これなら明日には回復するだろうという希望が持てる。
それにしても、眠れない。
すると、4時ごろいきなり明かりが点いた。
夜中に復旧するとは、思わなかったなあ。
関電さん、夜通しの復旧作業ご苦労さんです。
テレビを点けて、ニュースを少し見る。
そして、寝た。

一応、今後の参考に台風21号の勢力を書き留めておこう。
21号は今日(4日)朝10時現在、中心気圧945hPa、最大風速45メートルの「非常に強い」勢力。
最大瞬間風速は大阪府田尻町(関西国際空港)では58.1メートル(午後1時38分)を観測(2009年以降の観測で1位の記録)。和歌山県和歌山市では57.4メートル(午後1時19分)を観測し、1961年9月16日の第2室戸台風の時の値である56.7メートルを超えて、史上1位の記録を更新。大阪市でも47.4メートル(午後2時3分)を観測。
高知県田野町では午前10時1分までの1時間に92.0ミリの猛烈な雨が降り、観測史上1位の記録。
14時50分 京都府左京区付近で約100ミリ。

ちなみに台風20号は23日21時現在、阿南市付近で、中心気圧は965ヘクトパスカル、最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルだった。
台風20号も大雨をもたらしたけど、そこまで酷くはなかったような。
中心気圧950hPa以下、最大風速45メートルだと、超危険ということだな。
覚えておこう。

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