「アサヒ極上キレ味」が、普通にうまい。 スーパードライでなくてもいいや。

 自分は、完全にビール派。
夕食のお供に欠かせない。
スーパードライと一番搾りを交互に飲んでいる感じかな。 たまに少し高い「ザ・プレミアム・モルツ」を飲む。
箱買いで、安売り店で買う。

昔、発泡酒も買って飲んだこともあるんだが、コクが無くて物足りず、すぐ本ビールに戻った。
今は、新ジャンルのビールが売れているんだね。
(新ジャンルとは、麦芽以外の原料を使ったり、発泡酒に別のアルコール飲料を混ぜたもの)
発泡酒に懲りて、味見さえしたことがなかった。

ところが、消費税増税対策に、各社新ジャンルのビールにより力を入れたそうだ。
キリンが去年「本麒麟」を、アサヒが今年「アサヒ極上キレ味」。
「本麒麟」は、ヒットして、かなりビール味に近いらしい。

まず、「アサヒ極上キレ味」を1本買って飲んでみた。 スーパーで¥105円(税抜き)だった。

普通に飲めた。 キレがある。 違和感なし。

原材料:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦)、スピリッツ(大麦)
アルコール分(度数)5%
「冴えるシャープなキレと麦100%の飲みごたえを楽しめる本格新ジャンル。贅沢に麦を100%使用して飲みごたえを付与し、当社独自の高発酵技術と冷涼ホップの活用により、渋味・雑味を抑え、キレを実現。」とある。

一方、本家の「アサヒスーパードライ」は、
原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ
アルコール分(度数)5%

何が違うんだ、という感じ。
毎日何本も飲めば、物足りなさを感じるかもしれないが、1本では普通にうまかった。

これは、自殺行為だと思うよ。
次は、「アサヒスーパードライ」に代えて、「アサヒ極上キレ味」を箱買いするよ。
それで、判定しよう。

現在のビール業界は、

ビール各社のカテゴリ別販売実績2018。

いつの間にか、アサヒがビールでは断トツになっているんだな。
キリンは、発泡酒と新ジャンルでは、トップだ。

今回飲んでみて、新ジャンルに変わるのも納得した。

現在のビール系飲料の価格は、350ml缶当たり
ビール:205円 (酒税:77円)
発泡酒:152円 (酒税:47円)
新ジャンル:133円 (酒税:28円)
これが、酒税法改正で2026年に酒税が一律54.25円になる。
7年後だから大分先の話なんだが、段階的に変わる。
まあ、これから徐々にビール以外の酒税が高くなり、ビールの酒税が低くなる。
だから、最終的には、発泡酒と新ジャンルは、ビールに淘汰される運命だけどね。
そして、メーカーの苦労も泡と消える。
まあ、この努力がビールの酒税を下げさせとことになるんだけど。 本筋の話ではないわな。

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